OAMA+BASEで、子ども達とSunnana Inc.で作った作品が大阪・関西万博のEXPOホール『シャインハット』外壁面でのプロジェクションマッピング上映作品に選ばれました。『想像・創造する未来への希望やビジョン』がテーマでしたので、子どもたちの教育も兼ねて、未来への希望(子どもたち自身の願いそのもの)を作品に込め、岡本太郎さんの絵画と向き合いつつ描いた絵を作品に取り入れ作品化しました。
または我々もいつものコンペティションと違うアプローチで作品を制作し、映像、そしてサウンドともに実験的な試みで参加いたしました。はじめてのBlenderの実験的導入。そしていつものSunnana Inc.とは違う実験的な立体音響サウンドをお楽しみください。
作品コンセプト
荒廃した世界、冷たい壁、無関心。今こそ向き合う時が来た。立ち上がった若き力。想像力が未来を変えてゆく。静かに、静かに。それぞれの想い、それぞれの希望、これからの未来は無限に広がっている。想いが花開き、冷たい世界を解き放つ。短冊に込めた願いは、いつしか天の川となり、温かな世界を構築し始めるだろう。
これは現代の無関心な社会と、デジタルコンテンツによる想像力の欠如が生み出す恐怖への警告である。自由に思い描く未来への希望。未来を作る子どもたちの想像力が世界を救うというはてしない物語の序曲である。
A world in ruins, cold walls, and indifference. Now is the time to face it. The young power that rose up. Imagination changes the future. Quietly, quietly. Each person’s thoughts, each hope, and the future are expanding infinitely. Feelings bloom and release the cold world. The wishes you put on strips of paper will one day become the Milky Way and begin to build a warmer world.
This is a warning of the horrors created by today’s indifferent society and lack of imagination due to digital content. Hope for a future that can be imagined freely. This is the prelude to an endless story in which the imagination of children who create the future will save the world.
作品の原画を展示しています
作品に使われた子どもたちの作品を校長室横の壁にずらりと並べて展示しております。OAMA+BASEにお越しの際は是非じっくりとご覧下さい。
今回は、まず岡本太郎さんの作品をこどもたちと研究して、『かならずギョロリとした目』を描くと決めて、思い思いに『想像・創造する未来への希望やビジョン』というテーマと向き合って描いていきました。

7月11日絵を描いた子どもたちとEXPO会場に行ってきました
暑い日でしたが、子供たちが思い思いに描いたイラストが大きくシャインハットの壁面に投影されるのを見て興奮しているのが印象的でした。この貴重な体験が子供たちの未来に少しだけ素敵な影響を与えることができたら嬉しいです。